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土木施工管理と建築施工管理の違いとは?地元密着の常総開発工業

公開:2024.05.29 更新:2024.05.29

土木施工管理と建築施工管理の違いとは?地元密着の常総開発工業

土木施工管理と建築施工管理の違いとは?地元密着の常総開発工業

土木と建築は異なる業界で、土木は道路や橋などのインフラを設計・建設し公共の利便性を追求し、建築は住宅や商業施設の設計に重点を置きます。両分野の施工管理技士は国土交通省の資格を持ち、土木はインフラ、建築は建物の施工を担当します。

常総開発工業は茨城でインフラ整備と建築事業を展開し、一級土木施工管理技士が多く在籍しています。

土木と建築の違いとは?

土木と建築はそれぞれに異なった業界です。以下では、それぞの特徴と違いを説明します。

◇土木

土木は、社会の基盤となるインフラを設計、建設、維持管理する業界です。具体的な対象物には、道路、橋、トンネル、ダム、鉄道、港湾、空港などが含まれます。土木業界は、これらの大規模なインフラプロジェクトを通じて、都市や地域全体の交通、輸送、水供給、排水、エネルギー供給などの機能を支えます。

土木工事は、幅広い地域における大規模な構造物を扱い、公共の利便性と安全性を確保することが目的です。土木と建築の主な違いは、対象とする構造物の種類と規模にあります。土木は、主に公共のインフラを対象とし、大規模で長期間にわたるプロジェクトが多いです。

◇建築

建築は、住宅、商業施設、公共施設、文化施設などの建物を設計し、建設する業界です。建築家や建築設計者は、利用者のニーズや要求に応じた建物をデザインし、その機能性、快適性、美しさを追求します。

建築は、インフラではなく個々の建物に焦点を当てているのが特徴です。土木と比較して、建築プロジェクトは小規模であり、利用者のニーズに応じたデザインと機能が求められます。

土木施工管理と建築施工管理の違いとは?

ここからは、土木施工管理技士と建築施工管理技士の資格と仕事の内容、また就職先の事例をご紹介にします。

◇資格

土木施工管理技士と建築施工管理技士は、どちらも国土交通省が管轄する国家資格です。この資格は、土木および建築における工事の計画、設計、施工管理を行うために必要な知識と技能を持つことを証明します。

土木施工管理技士と建築施工管理士の資格には、1級と2級の2つのレベルがあります。1級は上限なく大規模な工事の管理を行うことができる資格であり、2級は4,000万円未満の中小規模の工事に携わることができる資格です。それぞれの資格取得には一定の実務経験が必要です。

◇仕事内容

土木施工管理と建築施工管理は、どちらも施工管理の仕事であり、その点は同じです。施工管理の仕事は、具体的には工事の進捗管理、品質管理、安全管理、予算管理などが挙げられます。

仕事内容の大きな違いは、対象となる施工物が異なるということです。土木施工管理技士は、主にインフラ施設の建設を担当し、地質調査や環境影響評価、技術管理に重点を置きます。一方、建築施工管理技士は、建物の新築や改修を担当し、建物のデザインや快適性、安全性に重点を置きます。

◇就職先

土木施工管理技士と建築施工管理技士は、それぞれ専門分野に応じた異なる就職先があります。以下に、その例をご紹介します。

土木施工管理技士

建設会社(ゼネコン)、土木工事会社、官公庁や自治体(公務員)、コンサルタント会社など。

建築施工管理技士

建設会社(ゼネコン)、建築工事会社、住宅メーカー、不動産会社、設計事務所、リフォーム会社など。

常総開発工業とは?事業内容を紹介

常総開発工業は、明治30年の創業以来、茨城で地域のインフラ整備と多岐にわたる建築事業を手掛ける企業です。以下では、常総開発工業の各事業の特徴を解説します。

◇土木事業

常総開発工業では、道路や橋梁、港湾施設、河川、護岸など、地域防災に関わる数々のインフラ整備に取り組んでいます。多くの社員が一級土木施工管理技士や技術士の資格を持ち、コンサルタント業務を含む幅広い分野で活躍しているのが特徴です。

同社の施工実績には、大洗マリーナの上下架施設更新工事、鹿島港の防波堤工事、鰐川橋の耐震補強工事などがあります。

◇建築事業

常総開発工業の建築事業は、一般住宅から集合住宅、オフィスビル、公共施設まで幅広く対応しています。茨城県立サッカースタジアムなど大規模な建築事業も手掛けており、その実績は豊富です。建築プロジェクトは、打ち合わせから企画立案、設計、施工まで一貫したプロセスで実施されています。

◇設計事業

常総開発工業の設計事業は、同社に所属する一級建築士による独創性の高いデザインが高い評価を受けています。一般住宅では顧客のニーズを取り入れつつ、他にはない魅力的なデザインを実現できるのが強みです。

一般住宅以外にも、鹿島アントラーズつくばアカデミーセンター、成田フットサル場など、規模が大きい施設の設計にも携わっています。

常総開発工業で働く先輩の声

近年は人手不足ということもあり、建設業採用の需要は高まっています。以下では、実際に常総開発工業で働く25歳の男性社員の声をご紹介します。

引用元:リクナビ

◇業務内容

常総開発工業の建築本部で重要な業務とされているのが、建築物の安全管理、工程管理、品質管理です。入社3年目の男性社員は次のように話しています。

「安全管理では、現場での巡回や労働者への指導、作業計画の安全チェックを行います。工程管理は工程表の作成や進捗管理、協力業者との連携です。品質管理では、設計図をもとにした施工図の作成と検証、実際の施工物の品質検査などが業務になります。」

◇仕事のやりがい

「建築現場では、日々が非常に刺激的な挑戦の連続です。絶えず新たな問題が発生しますが、それでも課題をひとつずつクリアし、実際に建物が完成したときの達成感は何物にも代えがたいものがあります。この達成感や満足感は、やはり建築業ならではだと感じています。」

建築物は成果が目に見える形で残るので、上述した社員のようにそこにやりがいを感じる社員が多いようです。

◇常総開発工業を選んだ理由

「私が現在の会社を選んだ理由は、この会社が地域に密着している点が最も大きいです。私はもともと転勤を希望しておらず、ずっと地域に根差して仕事をしたいと考えていました。その点、常総開発工業は非常に適していると感じました。」

常総開発工業は、地域に密着した形で一般住宅から地域を代表する大規模な施設まで、幅広い建設を担っているため、そこに魅力を感じて入社する方も多いです。


土木と建築は異なる業界です。土木は道路、橋、ダムなどのインフラを設計、建設、維持管理し、広範囲にわたる公共の利便性と安全性を確保することを目的としています。一方、建築は住宅や商業施設などの建物を設計し、機能性や美しさを追求します。

土木施工管理技士と建築施工管理技士はどちらも国土交通省が管轄する資格を持ち、土木はインフラ施設の建設、建築は建物の新築や改修を担当します。

常総開発工業は、明治30年創業の茨城を拠点とする企業で、地域のインフラ整備と建築事業を手掛けています。土木事業では道路や橋梁、港湾施設などのインフラ整備を行い、社員には一級土木施工管理技士が多く在籍しています。

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